8月13,14日はSchloß Glienicke で高橋礼恵さんとビヨルン.レーマン氏による連弾のコンサートが行われた。プログラムはシューマンを基盤において、其の前後の作曲家が演奏された。
ブラームスのシューマンの主題による変奏曲 op.23、メンデルスゾーンの真夏の夜の夢の序曲 op.21、シューベルトの自作のテーマによる変奏曲 D813、シューマンの作曲家自身によるシンフォニー第二番 op.61の連弾ヴァージョンだった。
ドイツクラシック、ロマン派をも得意とする二人の演奏はなかなか味があり見事だった。前半は高橋さんがプりモを受け持ち、今半はパートが交代された。私の感じとしてはブラームス、そしてメンデルスゾーンが、作曲家の言わんとする音楽が伝わってきて快かった。シューマンは連弾でシンフォニーを表現することが、ダイナミックの狭い世界に入り込みやすく、一寸広がりと楽器の持つ音色感にかけていて残念に思った。