2013年2月2日土曜日

天才の弾くピアノに近ずくために


 

ピアノは指だけで弾くのではないという事が言われる。

又他の人はピアノは体で感じて弾くべきだという。それから進んで体を鍛えなくてはということになる。鍛えた体と、腕の筋肉で弾いたとき、以前と変わってしっかりしてきたという。

 

そういう人たちがもし感覚の世界をのぞいて、ああこれも取り入れようと思った時、

その演奏は信じられないような色彩感、音色感と広がりを持って、ホールの隅々まで響いてくる。

 

生まれつき体が柔らかい人がいる。かたい人が自覚して柔軟な体にしようと訓練を始めることになる。すべて目的を持って前向きに向かっている。

 

見ている限り、天才といわれる人は体が柔らかい。そのように生れついているから?

だったら少しでも天才に近ずこうとする人は、まず体を柔らかくしなくてはいけないことになるけど。

 

世の中に天才に関する本をたくさん読んで、自分もその仲間でないかと比べる人がいる。

だからどうだというのだ。それもまねごとに近い。

自分の中から自然に出てきたものが一番説得力があるに違いない。その本当に作らない

自分を探すこと、それを表現すること、どうだろうか?

 

何もしないで無心に弾いてというと、まず皆わからない。教養が邪魔をする。人に気を使う。見栄が出てくる。その段階を越して演奏するのが理想で何人かのグループでお互いに聴き合っていると、こんな素晴らしい音楽が、演奏が存在するということに唖然とすることが度度ある。

 

そのためにはやはり体の訓練も必要となり、それを少しわかりやすく書く、という行為で説明しようと考え始めた。

 

Matsukaze

歩いて4分のところにあるSchillertheaterで細川俊夫のオペラMATSUKAZEが昨日から上演されている。今夜は空いているので久しぶりに行こうかと、さっきチケット情報を見に行ったら72ユーロからしか残っていないといわれて、それはパソコンで見てわかっていたものの少しがっかりする。

それにしても不景気にもかかわらず、オペラは高い。コンサートもだけど、、、その日にならないと体調が決まらないので予約を早めにすれば良かったのだろうが、、、、