後日談で、一緒に行った友人の話ですが新聞の批評では、プログラムの後半を聴かずに帰った人が多かったが、最後のベートーヴェンは聴き応えがあってそれをのがした人は残念だった、、、云々。ベルリンの聴衆は意外と正直です!ヴィデオで自分のポーズはチェックできても、ホールにどんな風に響くかを自分では聴けないのがすべての演奏家の泣き所
2014年1月27日月曜日
ベルリンフィルと若い指揮者
話が前後してしまったが、12月6日に、ベルリンフィルの定期演 奏会2日目のチケットが手に入り、北ドイツから吹いてくるという 風に飛ばされそうになりながら駆けつけた。15分前でクロークの 前は長蛇の列。指揮者は32歳の Gustavo Dudamelでストラヴィンスキーの組曲1,2をプログラムの前後にわけて、 シューベルトとベートーヴェンと共に4番のシンフォニーだった。 天気のせいか、座席のせいか、自分の耳のせいかちっとも音が飛ん で来ないし響きが混じらない。まあこんなもんかとあきらめていた が、最後のベートーヴェンのフィナーレ、それも3分の2も過ぎた 時、突然曇りが取れて、オケも棒も一つになっての熱演で、やっと シンフォニーを聴いた気がした。若く格好いいのがもてはやされる メディアの時代かもしれないけど、肝心のことは忘れないでよネと 心の中で呟いてしまった、、、でも次のシーズンから定期会員にな ろう!!
後日談で、一緒に行った友人の話ですが新聞の批評では、プログラムの後半を聴かずに帰った人が多かったが、最後のベートーヴェンは聴き応えがあってそれをのがした人は残念だった、、、云々。ベルリンの聴衆は意外と正直です!ヴィデオで自分のポーズはチェックできても、ホールにどんな風に響くかを自分では聴けないのがすべての演奏家の泣き所
後日談で、一緒に行った友人の話ですが新聞の批評では、プログラムの後半を聴かずに帰った人が多かったが、最後のベートーヴェンは聴き応えがあってそれをのがした人は残念だった、、、云々。ベルリンの聴衆は意外と正直です!ヴィデオで自分のポーズはチェックできても、ホールにどんな風に響くかを自分では聴けないのがすべての演奏家の泣き所
2014年1月22日水曜日
指揮者クラウディオ アバド氏が1月20日朝7時半に自宅で息を引き取られたのニュース、実感がわくまでにしばらく時間がかかった。
ベルリンのPhilharmonie での演奏会のほかにも、Luzernの各国の優秀な音楽家から成り立っているフェスティヴァルオーケストラで、その指揮ぶりを最後は日本で聴いたのは何年前だったか?
しかし私の記憶に鮮明に残っているのは、指揮者というより教育者としてのアバド氏の姿である。
ヴァイオリンを弾く、当時18才ぐらいだった友人の娘さんがアバド氏に演奏を聴いていただけることになって、友人と伴奏者と共にベルリンフィルの大ホールに行った時である。
演奏が終わって、アドヴァイスをくださったが、それは今すぐソリストとして活躍する前に、もっと沢山の室内楽をすると将来大変役立つでしょうとのことだった。
そしてその年のシーズンだったか、または次の年だったか記憶は確かではないのだが、タベア ツインマーマン、ナタリー グッドマンといった音楽家の中に入って室内楽コンサートに出演のチャンスを与えられたのだった。
彼は自分を前に出さず、若い人を伸ばすために沢山のチャンスを与えていられた。
何か穏やかな温かい雰囲気が、その時はホールに満ちていたように記憶している。
そのような日常の生活態度が指揮にも表れていて、聴衆に好まれていたように思えた、、、
2014年1月20日月曜日
95.Geburtstag von Bundeskanzler Helmut Schumidt 95歳の誕生日をを迎えたヘルムート シュミット氏
さて、去年は1度しか書き込んでいない。こんなブログってあるものか、、、
というわけで今年は、フェイスブックに投稿で慣れたところで、こちらに書くことにして頑張ろうか?
私のiPhone4sは現在、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、ポーランド語、そして中国語の7国語が機能辞書として入っている。もちろんドイツ語入力だが、なぜか日本語がない!?
なぜ??
昨日1月19日は尊敬している元ドイツ首相Helmut Schmidt氏の95歳の誕生日だった。テレヴィを付けて偶然、氏のNDRのテレヴィ出演を見ることができた。
中間に中国問題のディスカッションを入れての90分番組だった。アメリカのキッシンジャー氏をゲストに迎えて、かなり凝った番組だった。
中国問題には、現在ニュルンベルグ大学で教鞭をとっているという、ドイツ語の堪能な中国女性がやはりゲストとして招かれていた。美しい女性なのでかSchmidt氏も時々そちらをうかがっていたが(日本でのシンポジウムに30年前かに招かれた時私は赤いスーツを着ていったぐらいだから、、、)だが彼は突然、自分が過去に中国視察した時の事実、皆のあまり知らない中国の歴史をとうとうと述べられ、その理路整然とした話し方にはっとした。中国女性もたじたじというところ。
そして最後に司会者の一人が今日の誕生日に何をプレゼントされたいかと尋ねたら、何もほしいものはないが強いて言えば、ドイツが周りの国々から飛び出して、上から下を見下ろすような状態(Überheblichkeit) になることなく国際間の調和を保ってほしい。あっと思わず声が出た、、、が1日たって気がついたことは彼は自分の国の問題に託して、同じ事を中国にも期待したのではないか??
だって私にしてみれば、日本語の入ってない機能辞書は、いまいち納得できない現在の日本の国際的評価をあらわしているような気がする。
というわけで今年は、フェイスブックに投稿で慣れたところで、こちらに書くことにして頑張ろうか?
私のiPhone4sは現在、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、ポーランド語、そして中国語の7国語が機能辞書として入っている。もちろんドイツ語入力だが、なぜか日本語がない!?
なぜ??
昨日1月19日は尊敬している元ドイツ首相Helmut Schmidt氏の95歳の誕生日だった。テレヴィを付けて偶然、氏のNDRのテレヴィ出演を見ることができた。
中間に中国問題のディスカッションを入れての90分番組だった。アメリカのキッシンジャー氏をゲストに迎えて、かなり凝った番組だった。
中国問題には、現在ニュルンベルグ大学で教鞭をとっているという、ドイツ語の堪能な中国女性がやはりゲストとして招かれていた。美しい女性なのでかSchmidt氏も時々そちらをうかがっていたが(日本でのシンポジウムに30年前かに招かれた時私は赤いスーツを着ていったぐらいだから、、、)だが彼は突然、自分が過去に中国視察した時の事実、皆のあまり知らない中国の歴史をとうとうと述べられ、その理路整然とした話し方にはっとした。中国女性もたじたじというところ。
そして最後に司会者の一人が今日の誕生日に何をプレゼントされたいかと尋ねたら、何もほしいものはないが強いて言えば、ドイツが周りの国々から飛び出して、上から下を見下ろすような状態(Überheblichkeit) になることなく国際間の調和を保ってほしい。あっと思わず声が出た、、、が1日たって気がついたことは彼は自分の国の問題に託して、同じ事を中国にも期待したのではないか??
だって私にしてみれば、日本語の入ってない機能辞書は、いまいち納得できない現在の日本の国際的評価をあらわしているような気がする。
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